夏桀かけつ)” の例文
(七八)夏桀かけつきよ(七九)河濟かせいひだりにし、(八〇)泰華たいくわみぎにし、(八一)伊闕いけつ其南そのみなみり、(八二)羊腸やうちやう其北そのきたりしが、まつりごとをさむることじんならず、たうこれはなてり。
それは歴史画の巨匠、梅沢狂斎が筆をふるった殷紂いんちゅう夏桀かけつ、暴虐の図集であった。
けむりを吐かぬ煙突 (新字新仮名) / 夢野久作(著)