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夏安居
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げあんご
ふりがな文庫
“
夏安居
(
げあんご
)” の例文
『正法眼蔵』の第二はこの年の
夏安居
(
げあんご
)
に「衆に示した」ものと記されている。また第三はこの年の秋に「鎮西の俗弟子楊光秀」に書き与えたものと記されている。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
ある年、
美濃
(
みの
)
の国の
竜泰寺
(
りょうたいじ
)
で
夏安居
(
げあんご
)
の修行をすまされると、この秋は奥羽地方に滞在しようと、そこを出立して東国にむかわれた。旅を重ねて、やがて
下野
(
しもつけ
)
の国におはいりになった。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
夏の初めから
夏安居
(
げあんご
)
に入って、破れ寺の瑞雲寺でも型ばかりの結制を行っていた。
宝永噴火
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
夏安居
(
げあんご
)
、母子しばしば
相
(
あい
)
見
(
み
)
る、既にしばしば相見て、ともに欲心生じ、母児に語りていわく、汝ただここを出で、今またここに入るのみ、犯すなきを得べし、児すなわち母の言のごとくし、彼を疑う
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“夏安居”の意味
《名詞》
陰暦四月十六日から七月十五日に行われる安居。雨安居。
(出典:Wiktionary)
“夏安居(
安居
)”の解説
安居(あんご)は、それまで個々に活動していた僧侶たちが、一定期間、1か所に集まって集団で修行すること。および、その期間のことを指す。
また、法臘(ほうろう)は夏安居に参加するごとに一つ増えるとされた。
(出典:Wikipedia)
夏
常用漢字
小2
部首:⼢
10画
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“夏”で始まる語句
夏
夏侯惇
夏侯淵
夏蜜柑
夏休
夏痩
夏花
夏目漱石
夏目
夏至