“竜泰寺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうたいじ50.0%
りようたいじ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある年、美濃みのの国の竜泰寺りょうたいじ夏安居げあんごの修行をすまされると、この秋は奥羽地方に滞在しようと、そこを出立して東国にむかわれた。旅を重ねて、やがて下野しもつけの国におはいりになった。
美濃みのの国の竜泰寺りようたいじ一夏いちげみたしめ、此の秋は奥羽のかたに住むとて、旅立ち給ふ。ゆきゆきて下野しもつけの国に入り給ふ。