“声咽”の読み方と例文
読み方割合
こゑむせ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嬉しやと貫一は、道無き道の木を攀(よ)ぢ、崖(がけ)を伝ひ、或(あるひ)は下りて水を踰(こ)え、石を躡(ふ)み、巌を廻(めぐ)り、心地死ぬべく踉蹌(ろうそう)として近(ちかづ)き見れば、緑樹(りよくじゆ)蔭愁(かげうれ)ひ、潺湲(せんかん)声咽(こゑむせ)びて、浅瀬に繋(かか)れる宮が骸(むくろ)よ!
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)