“塩町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しおちょう88.9%
しほちやう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これからお話をいたすのは、四谷塩町しおちょうの大津屋という絵馬屋の一件で、これも相当に古い店だということでした
半七捕物帳:50 正雪の絵馬 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
瑠璃子が赤阪ひとで先に降り、次に春代が四谷よつや左門町さもんちょうで降りると、運転手はあらかじめ行先を教えられているので、塩町しおちょうの電車通から曲って守阪かみざかを降りかけた。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
私等わしらあですか、私等は四谷よつや塩町しほちやうに居るんでがすア」
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)