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地腫
ふりがな文庫
“地腫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じば
75.0%
じばれ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じば
(逆引き)
と、杜興は今——紫いろに
地腫
(
じば
)
れした顔の
火照
(
ほて
)
りを抱えながら、
李応
(
りおう
)
、
楊雄
(
ようゆう
)
、石秀の前に、
哭
(
な
)
いて、そのくやしさを語るのだった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もう幾日も前から、
肛門
(
こうもん
)
の痛みは気にしていたし、熱も少しは出ていたのであったが、見たところにわかに痔瘻とも判断できぬほど、やや
地腫
(
じば
)
れのした、ぷつりとした小さな
腫物
(
はれもの
)
であった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
地腫(じば)の例文をもっと
(3作品)
見る
じばれ
(逆引き)
彼が手ひどく
殴
(
なぐ
)
られた事は、一面に
地腫
(
じばれ
)
のした彼の顔が、明白に語っている事実であった。素戔嗚は彼の顔を見ると、腹立たしい心のどん底から、急に
可笑
(
おか
)
しさがこみ上げて来た。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
地腫(じばれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
腫
常用漢字
中学
部首:⾁
13画
“地”で始まる語句
地
地面
地方
地上
地獄
地震
地下
地主
地平線
地味
“地腫”のふりがなが多い著者
徳田秋声
吉川英治
芥川竜之介