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土牢
ふりがな文庫
“土牢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つちろう
75.0%
どろう
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つちろう
(逆引き)
「やいっ、
十八公麿
(
まつまろ
)
」と、
甲
(
かん
)
だかい声で、呼ぶ者があった。思いがけない鋭さなので、思わず、足を
竦
(
すく
)
めて振りかえると、
彼方
(
かなた
)
の山蔭に、
土牢
(
つちろう
)
の口が見えた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
博士は、帆村探偵と正太少年とを放りこんである
土牢
(
つちろう
)
の前に、そっと近づいた。そして小さい
格子窓
(
こうしまど
)
のところへよった。かすかな豆電球がともっている土牢であった。
人造人間エフ氏
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
土牢(つちろう)の例文をもっと
(3作品)
見る
どろう
(逆引き)
ことむずかしくいえば、
土牢
(
どろう
)
は
塗籠
(
とろう
)
で、すなわち“
塗
(
ぬ
)
り
籠
(
ご
)
め”——壁ばかりな部屋ということの
訛伝
(
かでん
)
であろうか。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
土牢(どろう)の例文をもっと
(1作品)
見る
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
牢
漢検準1級
部首:⽜
7画
“土”で始まる語句
土産
土
土地
土塀
土間
土器
土手
土瓶
土堤
土耳古
“土牢”のふりがなが多い著者
吉川英治
海野十三