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土台石
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どだいいし
ふりがな文庫
“
土台石
(
どだいいし
)” の例文
かれは首をひねって、
焼跡
(
やけあと
)
の
四隅
(
よすみ
)
にあたるところをシャベルで掘った。下からは
土台石
(
どだいいし
)
らしいものが出てきた。その角のところへ、かれは竹を一本たてた。
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それが
土台石
(
どだいいし
)
の下で、
今
(
いま
)
だに
生
(
い
)
きていて、
夜
(
よる
)
も
昼
(
ひる
)
もにらみ
合
(
あ
)
って
戦
(
たたか
)
っている。
蛇
(
へび
)
と
蛙
(
かえる
)
がおこって
吹
(
ふ
)
き
出
(
だ
)
す
息
(
いき
)
が
炎
(
ほのお
)
になって、
空
(
そら
)
まで
立
(
た
)
ちのぼると、こんどは
天
(
てん
)
が
乱
(
みだ
)
れる。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
彼は見かけにあわない力を、そのかまきりのようにやせさらばえた身体からひねり出し、鉄の棒をてこにつかって、大きな
土台石
(
どだいいし
)
を動かそうとして、一所けんめいやった。
時計屋敷の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“土台”で始まる語句
土台
土台柱
土台骨