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国俊
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くにとし
ふりがな文庫
“
国俊
(
くにとし
)” の例文
旧字:
國俊
「むむ、そうだ。お前の袖に引っかかった刀はこれだ。鍛えは
国俊
(
くにとし
)
、家重代。先祖はこれで武名をあげたと、年寄りどもからたびたび聞かされたものだ」
箕輪心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
それが睡薬の名残と知らない新九郎は、
眩暈
(
めまい
)
をこらえてまた起き直り、ふと枕元を見ると、昨日、御方に持ち去られた筈の
国俊
(
くにとし
)
の一刀が、いつの間にかちゃんと置いてあるではないか。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
元来圖書は山三郎を
嚇
(
おど
)
す気だから、栗毛の馬に鞍を置き、
脊割羽織
(
せわりばおり
)
に
紺緞子
(
こんどんす
)
に
天鵞絨
(
びろうど
)
の
深縁
(
ふかべり
)
を取った
野袴
(
のばかま
)
に、旧金森の殿様から拝領の
備前盛景
(
びぜんもりかげ
)
に
国俊
(
くにとし
)
の短刀を
指添
(
さしぞえ
)
にしてとっ/\と駈けて来る。
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
俊
常用漢字
中学
部首:⼈
9画
“国”で始まる語句
国
国許
国境
国府津
国中
国是
国府
国手
国人
国土