四頭しとう)” の例文
明治三十五年三月十七日、片山八重藏夫婦樽川たるがわを発し、北宝号ほくほうごう耕煙号こうえんごう瑞暲号ずいしょうごう、札幌号の四頭しとうを追うて、落合迄滊車にて着。(中略)。
関牧塲創業記事 (新字新仮名) / 関寛(著)
きばらして此方こなたにらんでつたが、それもわづかのあひだで、獅子しゝ百獸ひやくじうわうばるゝほどあつて、きわめて猛勇まうゆうなる動物どうぶつで、此時このとき一聲いつせいたかさけんで、三頭さんとう四頭しとうたてがみらして鐵車てつしや飛掛とびかゝつてた。