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四圍
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あたり
ふりがな文庫
“
四圍
(
あたり
)” の例文
新字:
四囲
此物語に引き入れらるゝ
虞
(
おそれ
)
なく、詩趣ゆたかなる
四圍
(
あたり
)
の
光景
(
ありさま
)
は、十分に我心胸に徹して、平生の苦辛はこれによりて全く排せられ
畢
(
をはん
)
ぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
馬の
蹄
(
ひづめ
)
の音がまた土手道に響くやうな、そして
Gytrash
(
ガイトラッシュ
)
のやうなニウファウンドランドの犬と外套を着た
乘手
(
のりて
)
がまた現はれて來るやうな氣がして、
四圍
(
あたり
)
を見𢌞はし耳を澄ました。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
不圖許婚の自分の妻の事が眼に浮ぶと
四圍
(
あたり
)
が急に華やかになる。
半日
(旧字旧仮名)
/
有島武郎
(著)
それから舟の端に腰をかけて、一寸の間、
四圍
(
あたり
)
を見てゐた。
防雪林
(旧字旧仮名)
/
小林多喜二
(著)
聖像は
流石
(
さすが
)
人に敬を起さしめて、
四圍
(
あたり
)
の群衆忽ち
跪
(
ひざまづ
)
けば、傀儡師も亦壇を下りて跪きぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
▼ もっと見る
由はギヨツとしたやうに、
四圍
(
あたり
)
を見た。
防雪林
(旧字旧仮名)
/
小林多喜二
(著)
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
圍
部首:⼞
12画
“四”で始まる語句
四辺
四方
四
四邊
四方山
四肢
四阿
四谷
四人
四角