やはらか)” の例文
あの白壁の中にどんなやはらかい、どんなに美しい、見ただけで胸がわくわくするやうな、珍しい反物や珠玉しゆぎよくしまつてあるだらうか、それが一一手に取つて見えるやうにも感ぜられるのであつた。
夜烏 (新字旧仮名) / 平出修(著)