トップ
>
吾主
>
わぬし
ふりがな文庫
“
吾主
(
わぬし
)” の例文
母、豊雄を召して、さる物
一四二
何の
料
(
れう
)
に買ひつるぞ。米も銭も太郎が物なり。
一四三
吾主
(
わぬし
)
が物とて何をか持ちたる。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
翁も勝四郎と見るより、
一三九
吾主
(
わぬし
)
何とて遅く帰り給ふといふを見れば、此の里に久しき
漆間
(
うるま
)
の翁といふ人なり。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
翁いふ。
吾主
(
わぬし
)
遠くゆき給ひて後は、夏の
比
(
ころ
)
より
干戈
(
かんくわ
)
を
揮
(
ふる
)
ひ出でて、里人は所々に
遁
(
のが
)
れ、
弱
(
わか
)
き者どもは
軍民
(
いくさびと
)
に召さるるほどに、
一四一
桑田
(
さうでん
)
にはかに
狐兎
(
こと
)
の
叢
(
くさむら
)
となる。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
吾
漢検準1級
部首:⼝
7画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
“吾”で始まる語句
吾
吾人
吾家
吾々
吾妻橋
吾妻
吾儕
吾輩
吾子
吾等