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否
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どう
ふりがな文庫
“
否
(
どう
)” の例文
それであのおハガキを頂いてから、従兄は「其看板が直ったか
否
(
どう
)
か、きっと見に通るに違いない。通れば並みの人と視線のやり場が
異
(
ちが
)
う」
青バスの女
(新字新仮名)
/
辰野九紫
(著)
「僕はとうてい、あの倍音が鐘だけで証明出来ようとは思わんがね。それより手近な問題は、鎧通しを伸子が握らされたか
否
(
どう
)
か——にあると思うのだ」
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
この三百余種類から天気の模様や水流の具合に鑑みて一番鮎の御機嫌に叶いそうなのを
撰
(
え
)
り当てるか
否
(
どう
)
かゞ上手と下手の分れるところです。鉤が合えばパクリときます。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「成程、それもあるが、君は一緒に行くか
否
(
どう
)
かと訊いているのさ」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“否”の意味
《名詞》
(ヒ)反対。拒否。辞退。
(いな)そうでないこと。
《感動詞》
(いな、いや)いいえ。そうではない。
(出典:Wiktionary)
否
常用漢字
小6
部首:⼝
7画
“否”を含む語句
否々
実否
諾否
否定
否応
良否
否諾
臧否
嫌否
安否
賛否
成否
否應
佳否
否認
實否
拒否
在否
運否天賦
適否
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