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吉隠
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よなばり
ふりがな文庫
“
吉隠
(
よなばり
)” の例文
「
吉隠
(
よなばり
)
の
浪柴
(
なみしば
)
の
野
(
ぬ
)
」は、大和
磯城
(
しき
)
郡、
初瀬
(
はせ
)
町の東方一里にあり、持統天皇もこの
浪芝野
(
なみしばぬ
)
のあたりに行幸あらせられたことがある。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
吉隠
(
よなばり
)
の峠下がりで、足を休めていた旅法師の、つい涼風に、うかとしていた間の不覚だった。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
皇女と皇子との御関係は既に云った如くである。
吉隠
(
よなばり
)
は
磯城
(
しき
)
郡初瀬町のうちで、猪養の岡はその吉隠にあったのであろう。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
零
(
ふ
)
る
雪
(
ゆき
)
はあはにな
降
(
ふ
)
りそ
吉隠
(
よなばり
)
の
猪養
(
ゐがひ
)
の
岡
(
をか
)
の
塞
(
せき
)
なさまくに 〔巻二・二〇三〕 穂積皇子
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
隠
常用漢字
中学
部首:⾩
14画
“吉”で始まる語句
吉
吉原
吉左右
吉川
吉野
吉祥寺
吉備
吉良
吉利支丹
吉凶