“古酒(こしゅ)” の例文
古酒(こしゅ)のつぼが並(なら)べられてあり、美(うつく)しい女(おんな)は、花(はな)のように御殿(ごてん)にいて王(おう)さまのお相手(あいて)をして、琴(こと)や、笛(ふえ)や、妙(たえ)なる鳴(な)り物(もの)の音(ね)と朗(ほが)らかな歌(うた)の声(こえ)は、夜(よる)となく昼(ひる)となく、雲間(くもま)に洩(も)れたのであります。
北海の白鳥 (新字新仮名) / 小川未明(著)