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叙述
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じょじゅつ
ふりがな文庫
“
叙述
(
じょじゅつ
)” の例文
父はその男をこう荒っぽく
叙述
(
じょじゅつ
)
しておいて、その男とその家の召使とがある関係に
陥入
(
おちい
)
った
因果
(
いんが
)
をごく
単簡
(
たんかん
)
に物語った。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
少なくとも、その
叙述
(
じょじゅつ
)
の半ばに近い部分がそれに費されていることは、
否
(
いな
)
みがたいことのように思える。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
と三輪さんも主人公の
頭顱
(
あたま
)
を
久濶
(
きゅうかつ
)
の
叙述
(
じょじゅつ
)
に利用した。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
発
(
あば
)
くのに
忍
(
しの
)
びないけれどもこの前後の伝の
叙述
(
じょじゅつ
)
は故意に曲筆しているものと見る
外
(
ほか
)
はない彼が偶然白内障になったと云うのも
腑
(
ふ
)
に落ちないしまた春琴がいかに潔癖でありいかに盲人の思い過しであろうとも天稟の美貌を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
叙
常用漢字
中学
部首:⼜
9画
述
常用漢字
小5
部首:⾡
8画
“叙”で始まる語句
叙
叙事詩
叙任
叙位
叙爵
叙勲
叙唱
叙情詩
叙事詩的
叙事詩的精神