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反照
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はんせう
ふりがな文庫
“
反照
(
はんせう
)” の例文
けれども
頭
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
は、
周圍
(
しうゐ
)
の
幽靜
(
いうせい
)
な
趣
(
おもむき
)
と
反照
(
はんせう
)
するためか、
却
(
かへ
)
つて
町
(
まち
)
にゐるときよりも
動搖
(
どうえう
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
一面の
琉球
(
りうきう
)
藺は
伐採
(
ばつさい
)
を受けざる為め
茸々
(
しやう/\
)
として沼岸に
繁茂
(
はんも
)
し、沼辺の
森林
(
しんりん
)
は
欝乎
(
うつこ
)
として水中に
映
(
えい
)
じ、
翠緑
(
すゐりよく
)
滴
(
したた
)
る如く、燧岳の中腹は一帯の
雲烟
(
うんえん
)
に
鎖
(
とざ
)
され夕陽之に
反照
(
はんせう
)
す、其景の
絶佳
(
ぜつか
)
なる
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
さびしい
反照
(
はんせう
)
の
偏光
(
へんくわう
)
を截れ
『春と修羅』
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“反照”の意味
《名詞》
照り返すこと。
夕映え。
ある物事の影響が他におよぶこと。
(出典:Wiktionary)
反
常用漢字
小3
部首:⼜
4画
照
常用漢字
小4
部首:⽕
13画
“反照”で始まる語句
反照聯想