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参向
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さんこう
ふりがな文庫
“
参向
(
さんこう
)” の例文
旧字:
參向
赤松円心
父子
(
おやこ
)
四人が、
勢
(
せい
)
五百騎で、奉迎のお供にと、福厳寺へ
参向
(
さんこう
)
してきた。折しものことである。龍顔わけてうるわしく
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「何は
措
(
お
)
いても……」と急遽、
参向
(
さんこう
)
したのであろう。千早の籠城半年余の囲みが解け、死中に活をえたのも、つい二十日前のことでしかない。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
実をいえば、家康の
参向
(
さんこう
)
は、信長にとって、折から、出先の客、というものであった。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
清洲城へ
参向
(
さんこう
)
あるという三河岡崎の松平
元康
(
もとやす
)
を出迎えるためにであった。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
忠盛が、あんなにも長い年月、ろくに
出仕
(
しゅっし
)
もせず、お召しのほかは、
節会
(
せちえ
)
や式日の
参向
(
さんこう
)
すら怠って来ながら、このごろやっと、久びさな勤務についても、上皇は、以前どおりな
寵遇
(
ちょうぐう
)
をかれに示された。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“参向”の意味
《名詞》
出向くこと。参上。
(出典:Wiktionary)
参
常用漢字
小4
部首:⼛
8画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“参”で始まる語句
参
参詣
参籠
参差
参覲
参内
参詣人
参覲交代
参上
参酌