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厳橿
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いつかし
ふりがな文庫
“
厳橿
(
いつかし
)” の例文
旧字:
嚴橿
「吾が背子がい立たせりけむ
厳橿
(
いつかし
)
が
本
(
もと
)
」に執着があるので、この歌を選んで仮りに真淵の訓に従って置いた。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
厳橿
(
いつかし
)
や、
白檮
(
しらかし
)
や、
処女檀
(
をとめまゆみ
)
新頌
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
紀
(
き
)
の
国
(
くに
)
の
山
(
やま
)
越
(
こ
)
えて
行
(
ゆ
)
け
吾
(
わ
)
が
背子
(
せこ
)
がい
立
(
た
)
たせりけむ
厳橿
(
いつかし
)
がもと 〔巻一・九〕 額田王
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
下半の訓は契沖の訓(代匠記)であるが、古義では第四句を、「い立たしけむ」と六音に訓み、それに従う学者が多い。
厳橿
(
いつかし
)
は
厳
(
おごそ
)
かな橿の樹で、神のいます橿の森をいったものであろう。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
厳
常用漢字
小6
部首:⼚
17画
橿
漢検準1級
部首:⽊
17画
“厳”で始まる語句
厳
厳粛
厳重
厳然
厳島
厳格
厳乎
厳寒
厳冬
厳命