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厭勝
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まじない
ふりがな文庫
“
厭勝
(
まじない
)” の例文
例えば魔法の中で最も小さな一部の
厭勝
(
まじない
)
の術の中の、そのまた小さな一部のマジックスクェアーの如きは、まことに言うに足らぬものである。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
諸
(
もろもろ
)
の
厭勝
(
まじない
)
を行いその侵入を
禦
(
ふせ
)
ぎ、田畠には彼が作物を損じに来る時、その眼と面を傷つくるよう竹槍を
密
(
ひそ
)
かに植うる。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
我邦
(
わがくに
)
での魔法の歴史を一瞥して見よう。先ず上古において
厭勝
(
まじない
)
の術があった。
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
これは兎害を
厭勝
(
まじない
)
のため兎を射る真似をしたのだろ。
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
手頸
(
てくび
)
には風邪ひかぬ
厭勝
(
まじない
)
というなる黒き
草綿糸
(
もめんいと
)
の
環
(
わ
)
かけたるが立出でたり。
知々夫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
厭
漢検準1級
部首:⼚
14画
勝
常用漢字
小3
部首:⼒
12画
“厭”で始まる語句
厭
厭味
厭気
厭世
厭々
厭悪
厭世的
厭世観
厭離
厭応