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卷帶黨
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まきおびづれ
ふりがな文庫
“
卷帶黨
(
まきおびづれ
)” の例文
新字:
巻帯党
踊りに妙を得し雪といふ美形、唯今のお座敷にてお米のなります木はと至極あどけなき事は申とも、もとは此所の
卷帶黨
(
まきおびづれ
)
にて花がるたの内職せしものなり、評判は其頃に高く去るもの日々に疎ければ
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
踊
(
おど
)
りに
妙
(
みやう
)
を
得
(
ゑ
)
し
雪
(
ゆき
)
といふ
美形
(
びけい
)
、
唯今
(
たゞいま
)
のお
座敷
(
ざしき
)
にてお
米
(
こめ
)
のなります
木
(
き
)
はと
至極
(
しごく
)
あどけなき
事
(
こと
)
は
申
(
まをす
)
とも、もとは
此所
(
こゝ
)
の
卷帶黨
(
まきおびづれ
)
にて
花
(
はな
)
がるたの
内職
(
ないしよく
)
せしものなり、
評判
(
ひやうばん
)
は
其頃
(
そのころ
)
に
高
(
たか
)
く
去
(
さ
)
るもの
日々
(
ひゞ
)
に
踈
(
うと
)
ければ
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
卷
部首:⼙
8画
帶
部首:⼱
11画
黨
部首:⿊
20画
“卷帶”で始まる語句
卷帶