危險けんのん)” の例文
新字:危険
さもければ那樣そんなことをこはがると理窟りくつがないて。一體いつたいまへさんにかぎらず、乘合のりあひ方々かた/″\またうぢや、初手しよてからほど生命いのち危險けんのんだとおもツたら、ふねなんぞにらぬがいて。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
『醉つて? うです、少しつて來ました。だが女一人で此路は危險けんのんですぜ。』
病院の窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)