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半開
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はんかい
ふりがな文庫
“
半開
(
はんかい
)” の例文
『まあ
見事
(
みごと
)
な
百合
(
ゆり
)
の
花
(
はな
)
……。』
私
(
わたくし
)
は
覚
(
おぼ
)
えずそう
叫
(
さけ
)
んで、
巌間
(
いわま
)
から
首
(
くび
)
をさし
出
(
だ
)
していた
半開
(
はんかい
)
の
姫百合
(
ひめゆり
)
を
手折
(
たお
)
り、
小娘
(
こむすめ
)
のように
頭髪
(
かみ
)
に
挿
(
さ
)
したりしました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
私はチラリと彼の顔を見たが、彼は口をだらしなく開いて、眼は
睡
(
ね
)
むそうに
半開
(
はんかい
)
になっていた。彼は私の大それた計画に爪ほども気がついていないらしかった。
柿色の紙風船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
よくひとは、花の美は、
半開
(
はんかい
)
にあるとか、七分咲きにあるとかいうが、自分の思うには、花の美しきは散らんとする前にあると思う。なぜならば、散ろうとする花は
自
(
おのずか
)
ら花粉をこぼす。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
半開
(
はんかい
)
の花にちり
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
開
常用漢字
小3
部首:⾨
12画
“半開”で始まる語句
半開生活