“はんかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
樊噲62.5%
半開25.0%
半壊6.3%
叛魁6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこにかかれた史上の人物が、項羽や樊噲はんかい范増はんぞうが、みんなようやく安心してそれぞれの場所に落ちつくように思われる。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)
私はチラリと彼の顔を見たが、彼は口をだらしなく開いて、眼はむそうに半開はんかいになっていた。彼は私の大それた計画に爪ほども気がついていないらしかった。
柿色の紙風船 (新字新仮名) / 海野十三(著)
と、アンは叫んだが、そのまま速力をゆるめないで驀進ばくしんした。その辻のところでは、半壊はんかいの建物から、また、ばらばらと石塊せきかいがふってきた。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
森田思軒は、「大東号航海日記」「大叛魁はんかい」「十五少年」を書き
大衆文芸作法 (新字新仮名) / 直木三十五(著)