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はんびら
ふりがな文庫
“はんびら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
半開
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
半開
(逆引き)
その
少
(
わか
)
い方は、
納戸
(
なんど
)
の
破障子
(
やぶれしょうじ
)
を
半開
(
はんびら
)
きにして、
姉
(
ねえ
)
さん
冠
(
かぶり
)
の横顔を見た時、
腕
(
かいな
)
白く
梭
(
おさ
)
を投げた。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
戸は
半開
(
はんびら
)
きになっていて、なかから音楽が、いかにもやさしく、いかにもあまくうつくしく、ほれぼれと引きこまれるような
音
(
ね
)
にきこえていました。これこそまったく
魔法
(
まほう
)
のようなわざでした。
影
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
いう
間
(
ま
)
もおそし、一同はわれ遅れじと梯子段を
駈
(
か
)
け下りて店先まで走り出ると、
差翳
(
さしかざ
)
す
半開
(
はんびら
)
きの
扇子
(
せんす
)
に夕日をよけつつ
静
(
しずか
)
に船宿の店障子へと歩み寄る一人の
侍
(
さむらい
)
。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
はんびら(半開)の例文をもっと
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