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半途
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なかば
ふりがな文庫
“
半途
(
なかば
)” の例文
船に乗りて渡ること
半途
(
なかば
)
にして眼を放てば、晴れたる日は川上遠く筑波を望むべく、右に長堤を見て、左に橋場今戸より待乳山を見るべし。
水の東京
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
日頃の主君に徴しても、いかにここまでの統業を
半途
(
なかば
)
にして世を去ることの残念であったかをも、
惻々
(
そくそく
)
胸に
酌
(
く
)
むことが出来た。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
我が先へ
汝
(
そなた
)
は後にと兄弟争ひ
鬩
(
せめ
)
いだ末、兄は兄だけ力強く弟を終に投げ伏せて我意の勝を得たに誇り高ぶり、急ぎ其橋を渡りかけ
半途
(
なかば
)
に漸く到りし時
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
我が先へ汝は後にと兄弟争い
鬩
(
せめ
)
いだ末、兄は兄だけ力強く
弟
(
おとと
)
をついに投げ伏せて
我意
(
がい
)
の勝を得たに誇り高ぶり、急ぎその橋を渡りかけ
半途
(
なかば
)
にようやく
到
(
いた
)
りし時
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“半途”の意味
《名詞》
半 途(はんと)
事業などの半ば。
(出典:Wiktionary)
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
“半”で始まる語句
半
半分
半刻
半纏
半襟
半纒
半身
半年
半切
半歳