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勿忘草
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わすれなぐさ
ふりがな文庫
“
勿忘草
(
わすれなぐさ
)” の例文
春竜胆
(
はるりんどう
)
、
勿忘草
(
わすれなぐさ
)
の瑠璃草も可憐な花である。
紫陽花
(
あじさい
)
、ある種の
渓蓀
(
あやめ
)
、花菖蒲にも、不純ながら碧色を見れば見られる。秋には
竜胆
(
りんどう
)
がある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
捨吉はその風琴の前に、以前の自分を見つけるような気がした——
勿忘草
(
わすれなぐさ
)
の花を画いて、それに学び覚えた英詩の一
節
(
ふし
)
なぞを書添えて彼女に贈った自分を。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
勿忘草
(
わすれなぐさ
)
など通俗めいているけれどもああいうところであなたは子供の時お遊びになったのでしょう? 何だかそれこれ思ったら子供らしい愛らしさがあって、その花をつまみました。
獄中への手紙:04 一九三七年(昭和十二年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
勿忘草
(
わすれなぐさ
)
のような青い目をしたこの子供っぽいひとは、スイス人でなくて、たしかにアメリカ人なんだが、どんなことがあったって
正常
(
ノルマル
)
なアメリカ人がこんなところでパイプをふかしているわけはない。
だいこん
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
勿忘草
(
わすれなぐさ
)
のやうな
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“勿忘草(ワスレナグサ)”の解説
ワスレナグサ(勿忘草、忘れな草)は、広義には、ムラサキ科ワスレナグサ属の種の総称。狭義には、ワスレナグサ属の一種、シンワスレナグサ(学名:Myosotis scorpioides)の和名。ただし、園芸業界でワスレナグサとして流通しているのは、ノハラワスレナグサ (M. alpestris)、エゾムラサキ (M. sylvatica)、あるいはそれらの種間交配種である。一般には、広義の意味で称される。季語は春である。
(出典:Wikipedia)
勿
漢検準1級
部首:⼓
4画
忘
常用漢字
小6
部首:⼼
7画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“勿”で始まる語句
勿論
勿体
勿
勿怪
勿體
勿躰
勿来
勿々
勿来関
勿体振