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つのり
付け種々に惡口申
募候何分
勘辨なりがたく久兵衞を切捨んと存じ候
機御加役方笠原久米之進殿に召捕れ
斯繩目の
恥辱を
時下寒氣相
募申候處、御一同樣先以御機嫌能御暮被
レ爲
レ遊候由、幸賀之至り此事に奉
二存上
一候。隨而私事無異消光仕居候間、乍
レ恐左樣御安心可
レ被
レ成候。
初め立戻り皆々
爐の
端へ集まりぬ此時左京は大膳に向ひ貴殿の
御異見に
隨はず
我意に
募て參りしか此雪で往來には
半人の
旅客もなし夫ゆゑ
諸方を
駈廻り漸く一人の
旅人を