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勘定奉行
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かんじょうぶぎょう
ふりがな文庫
“
勘定奉行
(
かんじょうぶぎょう
)” の例文
尾張藩の
勘定奉行
(
かんじょうぶぎょう
)
、普請役
御目付
(
おめつけ
)
、
錦織
(
にしこうり
)
の奉行、いずれも江戸城本丸の建築用材を
見分
(
けんぶん
)
のためとあって、この森林地帯へ入り込んで来る。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
勘定奉行
(
かんじょうぶぎょう
)
(今の大蔵大臣)の
小栗上野介
(
おぐりこうずけのすけ
)
が、旗本から租税を取りたてて、その資金をもって、庶民のなかから多くの軍兵を募ったものである。
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
そのもっとも力を致したるは
勘定奉行
(
かんじょうぶぎょう
)
在職中
(
ざいしょくちゅう
)
にして一身を以て各方面に
当
(
あた
)
り、
彼
(
か
)
の
横須賀造船所
(
よこすかぞうせんじょ
)
の
設立
(
せつりつ
)
のごとき、この人の
発意
(
はつい
)
に
出
(
い
)
でたるものなり。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
こう
穏
(
おだや
)
かに言われて、兵馬は大勢に
囲
(
かこ
)
まれて
勘定奉行
(
かんじょうぶぎょう
)
の役宅の方へ引かれて行ってしまいました。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
藩の
勘定奉行
(
かんじょうぶぎょう
)
、材木奉行、作事奉行なぞは毎年街道を下って来るたびに、必ず彼の家に休息するか宿泊するかの人たちであるばかりでなく
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
尾州の
勘定奉行
(
かんじょうぶぎょう
)
から木曾谷の民政
権判事
(
ごんはんじ
)
に転任して来た土屋総蔵の力による。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“勘定奉行”の解説
勘定奉行(かんじょうぶぎょう)は、江戸幕府の役職の一つ。勘定所の最高責任者で財政や幕府直轄領を支配する郡代や代官の指揮監督などを司った。
寺社奉行・町奉行とともに三奉行の一つで、共に評定所を構成した。
(出典:Wikipedia)
勘
常用漢字
中学
部首:⼒
11画
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
奉
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“勘定”で始まる語句
勘定
勘定書
勘定方
勘定台
勘定取
勘定合
勘定所
勘定狂
勘定頭
勘定屋敷