“かんじょうぶぎょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
勘定奉行100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうおだやかに言われて、兵馬は大勢にかこまれて勘定奉行かんじょうぶぎょうの役宅の方へ引かれて行ってしまいました。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
藩の勘定奉行かんじょうぶぎょう、材木奉行、作事奉行なぞは毎年街道を下って来るたびに、必ず彼の家に休息するか宿泊するかの人たちであるばかりでなく
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
尾州の勘定奉行かんじょうぶぎょうから木曾谷の民政権判事ごんはんじに転任して来た土屋総蔵の力による。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)