“勘五郎”の読み方と例文
読み方割合
かんごろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
I君は「次郎桜」の兄者あにじゃで、十七年前私共が千歳村へ引越す時、荷車引いて東京まで加勢に来てくれた村の耶蘇信者四人の其一人、本文に「角田つのだ勘五郎かんごろう息子むすこ
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
下宿のばあさんの言葉を借りて云えば、正に大違いの勘五郎かんごろうである。生徒があやまったのはしんから後悔こうかいしてあやまったのではない。ただ校長から、命令されて、形式的に頭を下げたのである。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「そりゃあなた、大違いの勘五郎かんごろうぞなもし」
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)