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効
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きき
ふりがな文庫
“
効
(
きき
)” の例文
旧字:
效
蘭薬の
効
(
きき
)
めは
覿面
(
てきめん
)
。枕に顔をつけると一緒に、新九郎の頬から髪のあたり、生色失せて真っ白となった。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかもその恵みの
効
(
きき
)
めたるや、僅か一日というのでは全く話にもならない。
亡び行く国土
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
その手段として撰んだうちで、一番
効
(
きき
)
めがあったのは浮気をすることだったんですの。男から男へ渡り歩るくのを凝と眺めているのは、小田切さんにとっては実に辛かったらしゅうございます。
情鬼
(新字新仮名)
/
大倉燁子
(著)
傷口は浅いようだったが、薬の
効
(
きき
)
めはなかなか
顕
(
あらわ
)
れない。関平や幕僚たちは、努めて彼をなだめ、関羽が短慮に
逸
(
はや
)
らないように、陣外の矢たけびなども、なるべく耳に知れないように、注意していた。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
効
常用漢字
小5
部首:⼒
8画
“効”を含む語句
効果
効力
効験
効能
効々
生効
成効
効性
無効
年効
有効
効目
即効紙
効無
馴染効
効驗
効能書
成効者
頼効
奏効
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