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しばい
ふりがな文庫
“
劇場
(
しばい
)” の例文
「あら、
貴郎
(
あなた
)
も新聞を読んだくせに。先晩
劇場
(
しばい
)
の幕間にあんなに詳しく読んだではありませんか。それに今朝だって発つ前にも……」
ペルゴレーズ街の殺人事件
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
あの着物を買いたいの、此処へ往って見たいとか
劇場
(
しばい
)
へ
往
(
い
)
きたいとか
種々
(
いろ/\
)
云い出して、チン/\をするくらい無理なのはありませんよ
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
もちっと
後
(
あと
)
のことで、九女八はこの大阪から帰ってから後、大正二年の七月に、浅草公園の活動
劇場
(
しばい
)
みくに座で、一日三回興業に、
山姥
(
やまうば
)
や
保名
(
やすな
)
を踊り、楽屋で
衣裳
(
いしょう
)
を脱ごうとしかけて卒倒し
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
都合をして、定子
阿魔
(
あま
)
の顔さえ見せておくんなさりゃ、日本橋でも、万世橋でも、電車の中でも、
劇場
(
しばい
)
でも、どこでもかまわないッていったそうでさ。するとお夏さんの方は覚悟があるから
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
劇場
(
しばい
)
で女が切殺される時、きゃアとかあれイとか云うが、そんな事を云ったってお
前
(
めえ
)
には分らねえが、
凄
(
すご
)
いものだ、己も怖かった
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
劇場
(
しばい
)
でいたす廻り舞台のようにぎゅーと
開
(
ひら
)
きまして、不思議のことゝ
後
(
あと
)
へ下りますと書棚の下に
階梯
(
はしご
)
の
降口
(
おりくち
)
がありまして、あゝこんな所に階梯の降口はない筈だが
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“劇場”の意味
《名詞》
劇 場(げきじょう)
演劇・映画などを見せるための施設。
(出典:Wiktionary)
劇
常用漢字
小6
部首:⼑
15画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“劇場”で始まる語句
劇場労働青年
劇場広場
劇場横町
劇場監督
劇場関係
劇場案内記
劇場関係者
劇場後の劇場