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剥啄
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はくたく
ふりがな文庫
“
剥啄
(
はくたく
)” の例文
夏五月には
田能村竹田
(
たのむらちくでん
)
が水西荘に来り宿した。「重叩柴門感曷勝。一声認得内人譍。」
剥啄
(
はくたく
)
の声に応ずるものは、門生にあらず、
婢僕
(
ひぼく
)
にあらず、未亡人里恵であつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
嘴を研ぐ微かな
剥啄
(
はくたく
)
日もすがら私の思想を慰める
山果集
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
抽斎は
忽
(
たちま
)
ち
剥啄
(
はくたく
)
の声を聞いた。
仲間
(
ちゅうげん
)
が
誰何
(
すいか
)
すると、某貴人の
使
(
つかい
)
だといった。抽斎は引見した。来たのは三人の
侍
(
さぶらい
)
である。内密に
旨
(
むね
)
を伝えたいから、
人払
(
ひとばらい
)
をしてもらいたいという。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
剥
部首:⼑
10画
啄
漢検準1級
部首:⼝
10画
“剥”で始まる語句
剥
剥製
剥落
剥出
剥奪
剥身
剥取
剥脱
剥離
剥繰