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剖葦
ふりがな文庫
“剖葦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よしきり
83.3%
ぼうい
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よしきり
(逆引き)
剖葦
(
よしきり
)
はしきりに鳴いた。
梅雨
(
つゆ
)
の中にも、時々晴れた日があって、あざやかな
碧
(
みどり
)
の空が
鼠
(
ねずみ
)
色の雲のうちから見えることもある。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
畑では麦が日に/\照って、
周囲
(
あたり
)
の
黯
(
くら
)
い緑に
競
(
きそ
)
う。
春蝉
(
はるぜみ
)
が
鳴
(
な
)
く。
剖葦
(
よしきり
)
が鳴く。
蛙
(
かわず
)
が鳴く。青い風が吹く。夕方は
月見草
(
つきみそう
)
が庭一ぱいに咲いて
香
(
かお
)
る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
剖葦(よしきり)の例文をもっと
(5作品)
見る
ぼうい
(逆引き)
漢名の
剖葦
(
ぼうい
)
もあの鳴声の物騒がしく、
葦
(
あし
)
を裂く音のようだという形容らしいから、もし偶然ばらばちょっとおもしろい内外の一致だと言ってよいけれども
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
剖葦(ぼうい)の例文をもっと
(1作品)
見る
剖
常用漢字
中学
部首:⼑
10画
葦
漢検準1級
部首:⾋
13画
“剖”で始まる語句
剖
剖析
剖検
剖之
剖判
剖柝
剖疑
剖蘆
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葦剖
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