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前肢
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ぜんし
ふりがな文庫
“
前肢
(
ぜんし
)” の例文
そして、武松の顔の辺で、ゴロ、と
喉
(
のど
)
を鳴らし、
前肢
(
ぜんし
)
を突っ張ったせつな、今にも何かの行動に出そうな
爪牙
(
そうが
)
の姿勢をピクと見せた。けれど、虎はそれにも出なかった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
開いた
前肢
(
ぜんし
)
、
嘲
(
あざけ
)
り嘲り、巨躯を掻き、また
搏
(
はた
)
きうつ
後肢
(
こうし
)
の
鰭
(
ひれ
)
。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
人よりも勘のするどい馬は、早、
前肢
(
ぜんし
)
を突っぱって、後ずさりした。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“前肢”の意味
《名詞》
足が四本ある動物の、頭に近いほうの二本の足。まえあし。
昆虫の、頭に近い二本の肢。
(出典:Wiktionary)
“前肢”の解説
前肢(ぜんし、forelimb, fore-leg)とは、
昆虫の前胸についている脚のこと。
脊椎動物の有対肢のうち前のほうのもの(頭部寄りのもの)。
(出典:Wikipedia)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
肢
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
“前”で始まる語句
前
前後
前途
前方
前垂
前刻
前様
前栽
前屈
前掛