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別盃
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べっぱい
ふりがな文庫
“
別盃
(
べっぱい
)” の例文
それとなく
別盃
(
べっぱい
)
を
酌
(
く
)
むために行きたい気はしたが、新聞記者と文学者とに見られて又もや
筆誅
(
ひっちゅう
)
せられる事を恐れもするので
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「しばらくの間、またそちの姿も見られなくなる。つまり
今宵
(
こよい
)
は
別盃
(
べっぱい
)
じゃ、まあ
一盃
(
ひとつ
)
受けてくれい」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その
後
(
ご
)
芳野へお移りになって外国航海と相成りしに
後髪
(
うしろがみ
)
をひかれる気はいたすものゝ、堂々たる軍人にして
一婦人
(
いっぷじん
)
の為に
肘
(
ひじ
)
をひかるゝは同僚の手前も面目なしとあって、綺麗に
別盃
(
べっぱい
)
をお汲みなされ
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
『ちょうどよいではないか。数右衛門の行を祝って、どこかで
別盃
(
べっぱい
)
を
酌
(
く
)
むには』
濞かみ浪人
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“別盃”の意味
《名詞》
別れを惜しんでかわすさかずき。別杯。
(出典:Wiktionary)
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
盃
漢検準1級
部首:⽫
9画
“別”で始まる語句
別
別嬪
別離
別荘
別墅
別棟
別段
別懇
別々
別人