“凹(しゃく)” の例文
その面形(めんがた)のごとく凹(しゃく)んだ面(つら)の、眉毛の薄い、低い鼻に世の中を何と睨(にら)んだ、ちょっと度のかかった目金(めがね)を懸けている名代(なだい)の顔が、辻を曲って、三軒目の焼芋屋の灯(あかり)に照(てら)された時、背後(うしろ)から
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)