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凄色
ふりがな文庫
“凄色”の読み方と例文
読み方
割合
せいしょく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいしょく
(逆引き)
若僧の眼はようように鋭き
凄色
(
せいしょく
)
を帯び、妙念は怪しき焔を吐くばかりの姿して次第に
蹂
(
にじ
)
り迫る。さらに長き期待の堪うべからざるがごとき
場
(
じょう
)
の緊張。
道成寺(一幕劇)
(新字新仮名)
/
郡虎彦
(著)
戸の間から、外の
暗澹
(
あんたん
)
たる
凄色
(
せいしょく
)
が、悪魔の口のように見えた。
吠
(
ほ
)
えたける風の中に、まっ青な稲光りが明滅していた。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
前田陣の前衛は——いや中軍の近くまでも、敗走して来る佐久間勢の
喚
(
わめ
)
きや血まみれを
容
(
い
)
れて、見るまに、
砂塵
(
さじん
)
の渦となり、
濛々
(
もうもう
)
たる
凄色
(
せいしょく
)
にくるまれた。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
凄色(せいしょく)の例文をもっと
(3作品)
見る
凄
常用漢字
中学
部首:⼎
10画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
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凄
凄惨
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凄愴
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凄気
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