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冷刻
ふりがな文庫
“冷刻”の読み方と例文
読み方
割合
れいこく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れいこく
(逆引き)
いかにも傍観者の言いそうな
冷
(
ひやや
)
かな言葉である。
苦艱
(
くかん
)
にある友に
向
(
むかっ
)
て発する第一語において、かく
訶詰
(
かきつ
)
の態度を取るは
冷刻
(
れいこく
)
といわねばならぬ。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
あの
冷刻
(
れいこく
)
な愛子が
面
(
おもて
)
もそむけずにじっと姉の肉体が切りさいなまれるのを見続けながら、心の中で存分に
復讐心
(
ふくしゅうしん
)
を満足するような事があったら。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
然し、本妻をも、お鳥をも、ヒステリなどにするのは自分だ、自分の
熱刻
(
ねつこく
)
もしくは
冷刻
(
れいこく
)
な性質からのことだ。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
冷刻(れいこく)の例文をもっと
(5作品)
見る
冷
常用漢字
小4
部首:⼎
7画
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
“冷”で始まる語句
冷
冷笑
冷々
冷水
冷汗
冷酒
冷淡
冷評
冷飯
冷泉
“冷刻”のふりがなが多い著者
内村鑑三
岩野泡鳴
国木田独歩
有島武郎
夏目漱石