“訶詰”の読み方と例文
読み方割合
かきつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかにも傍観者の言いそうなひややかな言葉である。苦艱くかんにある友にむかって発する第一語において、かく訶詰かきつの態度を取るは冷刻れいこくといわねばならぬ。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
ゆえに彼はエリパズの訶詰かきつに接して、憤然として弁明せざるを得なかった。これ第六章に載する所である。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
そして年長と経験との故を以て老牧師エリパズまず口を開き、全教会の輿論を提唱して第一回の訶詰かきつを与えたのである。——かく考えてこの場合を今日にかすことが出来るのである。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)