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再度
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にど
ふりがな文庫
“
再度
(
にど
)” の例文
男はこんどは女の方を向かないで、鑿のさきでコツコツと細部の彫りものにかかりはじめ、
再度
(
にど
)
と女のほうを向かなかった。
香爐を盗む
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
「お房や! 行く前に、俺にも一目顔を見せで行ってくれろ。俺は、
再度
(
にど
)
と汝とは会われめえから……」
黒い地帯
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
再度
(
にど
)
吃驚
(
びっくり
)
したというのは、仰向きに寝ていた私の胸先に、着物も帯も
昨夜
(
ゆうべ
)
見たと変らない女が、ムッと
馬乗
(
うまのり
)
に
跨
(
また
)
がっているのだ、私はその時にも、
矢張
(
やっぱり
)
その女を払い
除
(
の
)
ける勇気が出ないので
女の膝
(新字新仮名)
/
小山内薫
(著)
私はその病みつかれた小さいからだを淋しく眺めたが、それは
最
(
も
)
う
再度
(
にど
)
と健康な
身体
(
からだ
)
になれそうにも思われなかった。
音楽時計
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
「お前は
再度
(
にど
)
とあの桃花村のことを言い出さないで頂戴。ね、そしてそれを母さまに誓ってくれるでしょうね。」
みずうみ
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
▼ もっと見る
「そのようなことは
再度
(
にど
)
とおはなしくださいませんよう、あらためて山吹から申し上げとうございます。」
玉章
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
『わしは説教なぞできぬから
再度
(
にど
)
とそういうてくださるな。』
あじゃり
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
「あの女にはもう
再度
(
にど
)
と
逢
(
あ
)
えないような気がする。」
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
“再度”の意味
《名詞・形容動詞》
再び。二度。
(出典:Wiktionary)
再
常用漢字
小5
部首:⼌
6画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“再度”で始まる語句
再度生
再度山