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円珍
ふりがな文庫
“円珍”の読み方と例文
読み方
割合
えんちん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんちん
(逆引き)
厳格
(
おごそか
)
に口上を
演
(
の
)
ぶるは弁舌自慢の
円珍
(
えんちん
)
とて、唐辛子をむざと
嗜
(
たしな
)
み
食
(
くら
)
える
祟
(
たた
)
り鼻の
頭
(
さき
)
にあらわれたる
滑稽納所
(
おどけなっしょ
)
。
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
例えば奥州の
三春駒
(
みはるごま
)
は田村麻呂将軍が
奥州征伐
(
おうしゅうせいばつ
)
の時、清水寺の僧
円珍
(
えんちん
)
が小さい駒を
刻
(
きざ
)
みて与えたるに、多数の騎馬武者に
化現
(
かげん
)
して味方の軍勢を
援
(
たす
)
けたという伝説に
依
(
よ
)
って作られたもので
土俗玩具の話
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
円珍(えんちん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“円珍”の解説
円珍(えんちん、弘仁5年3月15日(814年4月8日)- 寛平3年10月29日(891年12月4日))は、平安時代の天台宗の仏教僧。天台寺門宗(寺門派)の宗祖。諡号は智証大師(智證大師、ちしょうだいし)。宝号は「南無大師智慧金剛(なむだいしちえこんごう)」。
唐で学んだ入唐八家(最澄、空海、常暁、円行、円仁、恵運、円珍、宗叡)の一人。
(出典:Wikipedia)
円
常用漢字
小1
部首:⼌
4画
珍
常用漢字
中学
部首:⽟
9画
“円”で始まる語句
円
円髷
円座
円柱
円顔
円朝
円形
円味
円屋根
円卓
“円珍”のふりがなが多い著者
淡島寒月
幸田露伴