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内通
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ないつう
ふりがな文庫
“
内通
(
ないつう
)” の例文
顯
(
あら
)
はさんと思はれ一度の吟味もなく
直
(
すぐ
)
に麹町名主矢部與兵衞へ
内通
(
ないつう
)
有つて村井長庵が
在宿
(
ざいしゆく
)
を
篤
(
とく
)
と見屆させ置召捕方の與力同心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
みかどの下山と共に、敵へ
内通
(
ないつう
)
に出たものでしょう。とすれば、帝の御脱出も、ただの風説ではありますまい
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「首領、たいへんです。たいへんです。警官がおおぜい押し寄せてきました。誰か
内通
(
ないつう
)
したやつがあるんです。抜け道という抜け道は、全部
包囲
(
ほうい
)
されておりますぞ」
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
與
(
あたへ
)
んとて懷中より三
兩
(
りやう
)
出し長助へ渡しけるに長助は
大地
(
だいち
)
に
鰭伏
(
ひれふし
)
此御恩
(
このごおん
)
は
忘
(
わす
)
れまじとて
悦
(
よろこ
)
びけり是よりは
別
(
べつ
)
して
此
(
この
)
長助
而已
(
のみ
)
毎度
(
まいど
)
お
常
(
つね
)
始
(
はじ
)
めの
惡巧
(
わるだく
)
みを
内通
(
ないつう
)
して又七を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“内通”の意味
《名詞》
内通(ないつう)
敵と密かに通じる事。
夫婦以外の異性と情を密かに通じる事。
内々に話をつけておく事。
(出典:Wiktionary)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
“内通”で始まる語句
内通者