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内行
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ないこう
ふりがな文庫
“
内行
(
ないこう
)” の例文
自分が
直
(
じか
)
に彼に会った時の印象とを
纏
(
まと
)
めて考えて見ると、けっしてそんな人の悪そうな男とも思われないので、たとい他人の
内行
(
ないこう
)
に
探
(
さぐ
)
りを入れるにしたところで
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
主人の
内行
(
ないこう
)
修まらざるがために、一家内に様々の風波を起こして家人の情を痛ましめ、以てその私徳の発達を妨げ、不孝の子を生じ、
不悌
(
ふてい
)
不友
(
ふゆう
)
の兄弟姉妹を作るは
日本男子論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
と事務長は木村の
内行
(
ないこう
)
を見抜いて裏書きするように大きな声でいった。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
然
(
しか
)
らばすなわち、今の日本政府を日本国民一種族の集合体として、この集合体ははたして徳義の
叢淵
(
そうえん
)
にして、ことに百徳の根本たる家の私徳を重んじ、身の
内行
(
ないこう
)
を厳にして
読倫理教科書
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
故に今日の日本男子にして
内行
(
ないこう
)
の修まらざる者は、単に自家子孫の罪人のみにあらず、社会中の一人として、今の天下に対しまた後世に対して、その罪
免
(
まぬか
)
るべからざるものなり。
日本男子論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
▼ もっと見る
人生の身体とその精神と、いずれをも軽しとしまた重しとすべからざるはいうまでもなきことにして、今
内行
(
ないこう
)
の不取締は、人倫の
大本
(
たいほん
)
を破りて先ず精神を腐敗せしむるものなり。
日本男子論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“内行”の意味
《名詞》
内 行(ないこう)
家庭内での振る舞い。私行。
内側に向かって進むこと。
(出典:Wiktionary)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“内”で始まる語句
内
内儀
内部
内々
内証
内外
内裏
内證
内密
内輪