其我そのわが)” の例文
あきれたものだのとわらつておまへなどは其我そのわがまゝがとほるから豪勢ごうせいさ、此身このみになつては仕方しかたがないと團扇うちはつて足元あしもとをあふぎながら、むかしははなよのひなし可笑をかしく
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)