“其店(そこ)” の例文
愈々(いよいよ)開業となつてからは、其店(そこ)の大きい姿見が、村中の子供等の好奇心を刺戟したもので、お定もよく同年輩(おないどし)の遊び仲間と一緒に行つて、見た事もない白い瀬戸の把手(とつて)を上に捻(ねぢ)り下に捻り
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
子供(こども)は其店(そこ)の前(まえ)に立(た)ちました。そして戸(と)を開(あ)けてのぞきながら
黒い旗物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
其店(そこ)で使っている化粧品のマークに気をつけるようになった。
夫婦善哉 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
と、其店(そこ)の婆さんもぞんざいなもので
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
富「あなた其店(そこ)へ入(いら)っしゃるの」
其店(そこ)の大きい姿見が、村中の子供等の好奇心を刺戟したもので、お定もよく同年輩の遊び仲間と一緒に行つて、見た事もない白い瀬戸の把手(ハンドル)を上に捻(ひね)り下に捻り、辛(やつ)と少許(すこし)入口の扉を開けては
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)