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八郎兵衛
ふりがな文庫
“八郎兵衛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はちろべえ
50.0%
はちろべゑ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はちろべえ
(逆引き)
細貝家へ
輿入
(
こしい
)
れをして来て、化粧の間で支度を直していると、
舅
(
しゅうと
)
の
八郎兵衛
(
はちろべえ
)
と
姑
(
しゅうとめ
)
のさち女がはいって来た。
やぶからし
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
生島屋のおおだんなに
八郎兵衛
(
はちろべえ
)
っていうおにいさんがもうひとりごぜえましてね、そのかたが兄でありながら、あんまりおかわいそうなご沈落をしていなさるので、見るに見かねて
右門捕物帖:11 身代わり花嫁
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
八郎兵衛(はちろべえ)の例文をもっと
(2作品)
見る
はちろべゑ
(逆引き)
稽古
(
けいこ
)
の男は
小稲半兵衛
(
こいなはんべゑ
)
をさらつた
後
(
のち
)
同じやうなお
妻
(
つま
)
八郎兵衛
(
はちろべゑ
)
の
語出
(
かたりだ
)
しを二三度
繰返
(
くりかへ
)
して帰つて行つたのである。
蘿月
(
らげつ
)
は
尤
(
もつと
)
もらしく
坐
(
すわ
)
り
直
(
なほ
)
して
扇子
(
せんす
)
で軽く
膝
(
ひざ
)
を
叩
(
たゝ
)
いた。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
が、言水が他の
大家
(
たいか
)
と特に趣を異にするのは、
此処
(
ここ
)
にあると云はざるを得ないのである。言水通称は
八郎兵衛
(
はちろべゑ
)
、
紫藤軒
(
しとうけん
)
と号した。
享保
(
きやうはう
)
四年歿。
行年
(
ぎやうねん
)
は七十三である。(一月十五日)
点心
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
八郎兵衛(はちろべゑ)の例文をもっと
(2作品)
見る
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
衛
常用漢字
小5
部首:⾏
16画
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