八百やほ)” の例文
是非ぜひさうでもございませうが、八百やほ半兵衛はんべゑが、狂言きやうげんしろ物を沢山たくさんもつてましたから、なんぞ買つてくださいナ。
狂言の買冠 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
寝られぬままに夢然かたりていふ。そもそも大師の四〇神化じんくわさう木も四一れいひらきて、四二八百やほとせあまりの今にいたりて、四三いよよあらたに、いよよたふとし。
八百やほよろづ神もあはれと思ふらん犯せる罪のそれとなければ
源氏物語:12 須磨 (新字新仮名) / 紫式部(著)
ナニ八百やほ半兵衛はんべゑ狂言きやうげんしろものだ、そいつはありがたい、買ひませう/\、なにがありますね。
狂言の買冠 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
八百やほよろづの神のにくませ給うて、神風を起して船をくつがへし給ふと聞く。